2022/11/01 16:44

こんにちはLENNY SILVERSMITHです。


この度ペインターのレイニー君とコラボ企画でスカルリング "Graveyard Skull Ring"をリリース致します。ちょっとまとまった量の文章で解説したいことがありますのでこちらのブログで紹介させて頂きます。


”グレイブヤードスカルリング”そのまま訳すと”墓場のスカルリング”。

事の発端はですね、自分は15年以上、某CPのイーヴィルスカルリングを愛用してたのですが、最近指が太くなってしまったためサイズ直ししようかと思ってたところ、なんとなく自分で新しく一個作ってみようと思ったのがきっかけです。

そう、始まりはなんとなくです。
そんなもんです。

常連のお客さんなんかにも「一個自分用にスカルリング作ろうと思ってるんすよね~。」なんて言ってたところ”自分も欲しい”って言ってくれるお客さんもいてくれて、”それなら販売用に何個か作ろう”となりました。

正直、某CPに大した不満もなかったんですが、リングのトップ部分が平たくもっと立体感が欲しいってのと、裏(手の内側に来る部分)が薄いのが気にはなっていました。

ただこれはデザインと機能の匙加減の問題で、平たく出っ張ってないリングはポケットに手を出し入れしたり、日常の動作における引っ掛かりの点で有利です。対してトップ部が大きく出っ張ってると立体感が出て横からの見た目も良くなります。

またリング裏部分の厚みが薄く幅がないのは指を曲げる際に有利となりますが、薄すぎると重厚感がなく単純にモノとしての所有の満足感が満たせません。外して置いて眺めたときのことも考慮したいポイントです。


アクセサリーは身に付けるものです。特にシルバージュエリーはハイジュエリーと違って着けるシュチュエーションも多様で、中にはなかなかハードな状況であったり、着けっぱなしの方も多いです。着用感は大きな要素で、デザインと両立する必要があります。

シルバースミスはパーティーでの着用だけ考えてれば良いわけじゃないです。こっちは”寝るときも外さない”とか言ってるお客さんがごろごろいます。

どういう訳か、うちのお客さんは強者揃いです。

シルバーアクセにはある種”着けっぱなしの美学”があるかなと思います。

さらにスカルリングはデザインのさじ加減間違えると目も当てられないものが完成してしまいます。自分も良い歳ですし、大人が長く愛用できるものとしてこの辺は気になるところです。