2024/01/25 16:01


1513年にローマ教皇に就任したレオ10世は浪費によりおよそ就任から2年ほどで教皇庁に未曾有の財政難を引き起こします。⠀
↑ 37歳でローマ教皇に就任したレオ10世。若い頃は苦労人です。反動ですかね。

その際借金をしたのがドイツの豪商フッガー家。同じくフッガー家から借金してたのがマインツ大司教アルブレヒト。この3者の協力のもとサンピエロ大聖堂の修復の名目で贖宥状が発行され、
1517年、借金のことなんぞ全く知らない真面目な神学者のマルティン・ルターが“贖宥状ってそもそもどうよ?”ってことでヴィッテンベルクの城教会に95箇条の論題を貼り出します。⠀
歴史にいう宗教改革の始まりです。⠀
↑ 貼り出したってのは後の創作で、実際には貼り出してはないんじゃないかって説も根強くあります。
そして下の画像はそのマインツ大司教:アルブレヒト・フォン・ブランデンブルク。

なんか顔がムカつくというのはひとまず置いといて、手に注目してほしいんですが、歴史動かすくらい借金こしらえる方ですんで指輪の着け方がやはりひと味違います。⠀

↑ 主にマインツ大司教に就任するための工作資金のため借金したらしいです。

現代ならだいぶ攻めた着用ですが、ただちょっと明らかに変なところがありますね。⠀

中指に指輪はしていません。他の指はこれでもかってくらい重ね着けしてるのに何故でしょうか?


Fxxk !! ってことでしょうか?


いいえ、そういう訳ではないです。