2025/03/06 17:32

 さて、このブログではうちのイーグルのデザインに取り入れたオオワシの特徴について解説していきたいと思います。



 上から行きましょう。頭部についてです。まずハクトウワシに比べてオオワシはくちばしが大きいです。

 なんですが、このへんはアクセサリーとして厄介な部分で、顔を本物のオオワシの縮小版としてリアルに作ってもカッコ良くないんですよね。本物のオオワシは羽広げて2mのサイズですが、アクセサリーのイーグルは大きくてもせいぜい横幅10cmってとこです。
アクセサリーとしてのカッコよさの方を重要視するので顔は”本物のオオワシをモチーフに”とか言ってるわりに本物とは似ていないです。くちばしは大き目に作りましたが、顔としてはオリジナルです。

 同じ理由からオオワシはハクトウワシに比べて首が細長いんですがこれは無視しました。首が細いと迫力が出ないためです。オオワシのフィギアを作ってるわけではないですからね。



  続いては翼部の形状についてです。ハクトウワシは翼を広げると翼は上のラインと下のラインが平行な幅の形状となります。それに対しオオワシは後縁が膨らんだ形状となります。このへんはしっかり製品に反映してます。


 最後は尾部です。ハクトウワシは縁が丸い形状となりますが、オオワシはとがったくさび型をしています。ハクトウワシとオオワシの形状に関してぱっと見で明らかに違うのはこの尾部だと思います。



 今回のイーグル制作に関して尾部の形状には個人的に思い入れがあったためこだわって作りました。次のブログではオオワシの尾に関して文化、歴史的な面を解説します。